【FAA登録】アメリカ旅行でドローンを飛ばす方法は?【海外ドローン飛行】
海外でドローンを飛ばすにはどうしたら良いのでしょうか。
日本と似たような法律の国もあれば、もっと厳しい国もあります。
今回、個人でアメリカへ旅行する際に、ドローンを飛ばしてみようと思い事前に調べて準備してみました。
アメリカの場合、ホビー用途と商用利用で適用されるルールやすべき準備が全く異なるので注意が必要でした。
※注意!)国内外問わず法律や規制状況は随時変更となります。安全の為、趣味等で飛行させる方は必ずご自身でFAAのHP等にてお調べください。
今回は業務使用ではなく、あくまでホビー用途になるので、section336という登録をします。
目次
1.FAA登録のアカウント作成
①FAAの登録ページへアクセス
アカウント作成はこちらのFAADroneZoneという登録ページで行います。
下記のような画面が現れます。「Fly Model Aircraft under section336」の右の「Resister」をクリック。*もう一つの方は商用利用等の為の登録になります
②アカウント作成
メールアドレスとパスワードを入力しましょう。
パスワードは「8文字以上」「大文字、小文字、数字、特殊文字(!/@/#/%等)をそれぞれ1つ以上含む」ものである必要があります。
パスワードは「PASSWORD」と「CONFIRM PASSWORD」の両方の欄に同じものを入力します。
入力が完了したら「Create Account」をクリックすると、入力したメールアドレスに直ぐにメールが届きます。
③メールの確認
登録に使用したメールアドレスの受信ボックスを確認しましょう。下記のようなメールが届きます。
メール内の長いURLをクリックします。
④アカウント作成完了
リンクをクリックすると以下のような画面になります。これにてアカウントは有効になり、作成完了です。
2.プロフィールの登録
①ログイン
FAADroneZoneの画面右上「LOG IN」からログインします。
アカウント作成時に使用したメールアドレスとパスワードでログイン可能です。
②個人情報の入力
氏名等の情報を入力します。電話番号等、赤字箇所以外は空欄でも問題ありません。
郵便物の送付先を入力します。上記のプロフィールと同じ場合は下記赤字箇所をクリックするとボックスにチェックが入り、プロフィールと同じ内容が自動入力されます。
完了したら「Proceed to Checkout」をクリックします。
③飛行ルールの確認
以下のように、アメリカにおけるドローンのルールが表示されます。「Learn More」をクリックするとより多くの情報を見ることができます。
理解できたら「I have read and understand the safety guidance」の左ボックスをクリックしチェックが入れます。
「Next」をクリックし次に進みましょう。
3.支払い
①支払い情報の入力
FAA登録代金の支払いに必要な情報を入力し次に進みます。(この時点では支払いは完了しません)
支払いはクレジットカードのみの受付です。
②支払い情報の確認
支払い情報を確認できます。
請求金額(登録料)は5ドルで、有効期限は3年です。内容に問題がなければ、下部英文(*故意に改ざんや隠蔽、虚偽、架空や詐欺をして証明書を得ると罰せられる旨が書かれています)左のチェックボックスをクリックしチェックを入れます。
「Pay」をクリックして支払いをします。
4.登録完了と飛行準備
①登録番号の確認
支払いが完了すると、登録完了画面になります。
下記のように登録番号が表示されます。
登録番号とは
アメリカでのドローンの飛行前に、必ずドローン機体本体に記載しなくてはいけない大事な番号です。
②証明書の印刷
上記画面中央「print your certificate」をクリックします。FAAに登録したことの証明書がpdfで表示されます。こちらを印刷して旅行に持っていきましょう。
まとめ
流れがわかれば、アカウント作成から登録完了まで10分程度で完了します。
今回は業務利用ではありませんが、海外案件につきましてもご相談ください。
海外において、我々外国人によるドローンの商業利用手続きは、場合によっては想定以上に時間がかかる場合がございます。十分な時間の余裕を持ってご相談いただけますと幸いです。
注意事項
国内外問わず法律や規制状況は随時変更となります。
本記事記載の情報はあくまで旅行当時の情報です。記載内容に誤りがあった場合や現在の情報と相違があっても責任は負いかねます。
安全の為、趣味等で飛行させる方は必ずご自身でFAAのHP等にてお調べください。