【ドローン】関西にて赤外線カメラによる外壁点検を行いました【点検】

ドローンを用いた外壁の点検業務を関西某所にて行いました。

1970年代に完成し、当時の歴史を象徴する建造物です。

雲も少なく、風も弱い、大変天候に恵まれたドローン日和の1日でした。

赤外線カメラによる点検は、事前に図面等を確認し、時間帯による陽の当たりを考慮し飛行計画を立てて、業務に挑みます。気象条件が重要となってくる為、他のドローンの業務よりも事前に計画・確認すべき事項が多く、また、当日の記録も大切になります。

当日は操縦士、カメラオペレーター、補助員の3名体制で行いました。

ドローンでの外壁点検では、納品物となる撮影データが1日の撮影だけでも数百枚以上になる為、適宜撮影漏れの確認やデータ整理、管理が重要です。

目次

業務概要

使用機材(ドローン)

  • DJI製 Matrice210RTK *防滴防塵
  • DJI製 Zenmuse XT2 *防水

XT2は、赤外線カメラの映像と可視カメラの映像を同時に撮影できる革新的なカメラです。

その他、デモ飛行やクライアントの確認用として使用する、外部モニター等も使用します。

業務内容

  • 場所:関西地区某所
  • 日時:2018.10.某日
  • 点検対象:官公庁管理施設の外壁
  • 取得データ:可視データ、赤外線データ、各種パラメータ

協力企業

株式会社FLIGHTS(東京都港区)・民間確認検査機関関連会社

まとめ

建設当時の最先端の技術を活かした建造物も、数十年経過すると劣化するものですね。

ビルや橋、屋根、モニュメント等もドローンでの点検が可能です。ドローンなら、足場を組む必要もなく、1日〜2日で点検業務が完了でき、定期点検のコスト削減や安全性向上のメリットがあります。

今後は点検の現場でもドローンが次々と導入されていくのではと考えられます。

まだドローンによる点検業務を行ったことのない企業様も、ご興味がありましたらぜひ、お気軽にご相談ください。